これからの日本は、 経済大国から 「豊かな精神」の大国へ 〜 預金封鎖も覚悟を 〜
作家の五木寛之氏は、「プレジデント」の1月12日号で、 「いま、『三回目の大きな転換期』の荒波が、 日本に襲いかかっている」という。
12世紀から13世紀にかけて 「貴族社会」から「武家社会」へと大きく時代が移り変わった。
二回目の大転換期は 「明治維新」と「昭和の敗戦」。
アメリカ発の「世界的な金融危機」は、経済の問題としてより、 どこまでも肥大してゆく欲望や傲慢さが罰を受けた。
資本主義に代わる何か。 かといって社会主義でも共産主義でもない。 それが「統制経済という形」を取って始まっている。
戦後民主主義の中で育った世代は 「国家権力の怖さ」を知らない。
明治維新では武士階級と禄(ろく)が廃止され、 必要なら政府は国民の金を巻き上げることを厭わない。
戦後、私たち(五木氏は76歳)の世代の大きな記憶は 「預金封鎖」です。
「農地解放で私有財産制度を否定」した後に 預金封鎖も行った。 個人の預貯金が凍結され、 家族の数に応じて決められた額しか 月々下ろせなかったのです。
タンス預金に対しては新円切り替えです。 お金を切り替えれば、 いくら押入に現金を隠していても使いようがない。 これをやれば個人のへそくりもブラックマネーも 簡単に把握出来る。 政府の持っている埋蔵金ではなくて、 国民の埋蔵金が全部表に出るわけです。
なぜ、五木氏の文章をダラダラ書いたか?
五木氏は昭和20年の敗戦後、 膨大な国の借金をどうしてチャラにしたかを 上手に書いておられるからです。
いま、日本は国と地方とで 天文学的な借金をつくっているのです。 最悪の場合は、国民の持っている隠し財産で 国の借金をゼロにする可能性がありそうです。
五木氏は 「午前と午後とで値段が3倍違うような スーパーインフレ」か、 「超デフレ」とか、 両極端に振れる可能性のある恐ろしい時代を 私たちは迎えているようです。 (そんな馬鹿なと)笑う人には、笑ってもらって結構ですが、 「世の中、なにが起こるかわからない」 と覚悟しておく必要はあるでしょう・・・・・と。
これからの日本は少子化と 豊かな精神の大国への道を歩んでゆけばいい。
日本には世界に誇るべき思想が二つある。
一つは「神仏混淆」という考えです。 仏壇と神棚が同居しても争いにならない。
もう一つは 「山にも川にも、一本一草にも精霊や神が宿る」 という考え方です。
思想は知的財産です。 これまで日本人の知性のアキレス腱とされてきた二つの思想を 感覚的な暗黙知のままでなく、思想として体系化して 日本から世界に発信してゆく必要がある。
「思想、アイデア、学問、文化。」 これからの日本は、そうしたもので 世界をリーでしていけばいい。 人口は少なくてもいい。 経済大国になる必要もない。 ・・・と思っています。・・・と。
よくわかりましたか。 詳しくはプレジデントの1月12日号を読んでください。
わかったことは、いま、私たちは 「貴族から武家」へ、 「武士から官僚」の時代の行き詰まりから 「国家権力の怖さ」を知らされる 新しい時代に生きていること。 そして「お金第一」から 「豊かな精神」の時代に突入しつつあるらしいこと。
そんなに簡単に考え方が変えられるだろうか・・・??! 「豊かな精神」とはどんなものだろう・・・。
(平成21年1月8日 記)
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